三和テクノス株式会社

コラム:「こどもエコすまい支援事業」について

国土交通省、経済産業省、環境省の三省が連携し、リフォーム工事にも適用できる補助事業が開始されました。
このうち、国土交通省が実施する「こどもエコすまい支援事業」についてご紹介します。
こどもエコすまい支援事業ホームページ:https://kodomo-ecosumai.mlit.go.jp/



この支援事業は、以下の2つを対象に補助金が還元されます。
①子育て世帯・若者夫婦世帯の高い省エネ性能(ZEHレベル)を有する新築住宅の取得
②住宅の省エネ改修


新築住宅の場合は子育て世帯・若者夫婦世帯のみが補助金の対象となりますが、
住宅の省エネ改修(リフォーム工事)に関してはどの年齢・世帯の方でも対象です。

■申請できる期間

期間は2023年4月から2024年3月までです。
ただし、補助金制度の予算が上限に達すると交付申請が締め切りとなります。
制度の利用を検討中の方はお早めにご相談ください。

■対象となる工事

対象となる工事は以下の8つです。
①開口部の断熱改修
②外壁、屋根・天井または床の断熱改修
③エコ住宅設備の設置
④子育て対応改修
⑤防災性向上改修
⑥バリアフリー改修
⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
⑧リフォーム瑕疵保険等への加入


①~③のいずれかの工事申請に必須となり、必須の工事と同時に行う場合④~⑧の工事も補助対象となります。ただし、補助額の合計が5万円に届かない場合は申請ができません

■補助額の上限・下限


補助額の下限と上限があり、補助額の合計が5万円以上であれば申請が可能です。
リフォーム工事の場合、1戸あたりの補助額の上限は30万円です。
ただし、子育て世帯または若者夫婦世帯の場合は1戸につき補助上限が15万円引き上げとなります。
また、既存住宅を購入してリフォームする場合も同じく、1戸につき補助上限が15万円引き上げとなります。
つまり、子育て世帯かつ既存住宅購入の場合は補助額の上限は60万円となります。

■申請について

申請に必要な書類等はリフォーム工事業者が用意し、申請手続きを行います。
工事発注者(お施主様)には本人確認書類をご用意していただく必要があります。



手続きをリフォーム工事会社が行うため、補助金も事務局から工事業者の口座に振り込まれます。
交付された補助金は工事金額の最終支払の一部に補助金を充てることで還元します。



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リフォームにも使える「こどもエコすまい支援事業」についてご説明しました。
補助金を使ってリノベーションしようと考えている方、補助金制度について詳しく知りたい方はお気軽に三和テクノスまでご相談ください!

2023.05.01