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三和テクノス株式会社新創業3年目を迎えるにあたって
三和アルミグループは三和アルミ工業株式会社を中核としてマンションの共用部でリノベーション事業を展開してきましたが、2019年三和アルミグループの創業者増山勇重氏の命により、三和テクノス株式会社はマンションの専有部で事業展開することを目的とし、2020年に私井上が創業者増山勇重氏より要請を受け、建築資材販売商社を退職し、三和テクノス株式会社の社長を拝命しました。
以後基礎固めとして人材の採用や教育研修並びに資格取得の促進等人材開発と市場開発並びに特殊工法の開発を推進してまいりました。
そして2022年7月21日:第48期を新創業1年目としてマンションの専有部並びに共用部における特殊工法を中核とした事業を開始し、2024年7月21日に第50期:新創業3年目を迎えることになりました。
本年度第50期は、「One Teamの基礎固め→Offense力(営業力)の強化」を基本方針とし、この2年間で培ってきた提案力・施工力をベースに、会社全体も個人も営業力強化をテーマに取り組んでいきます。
また、魅力ある少人数経営の実践をテーマに、外部企業・団体との積極的なコラボレーションを図り、情報の有効活用を徹底していきます。
そして、事業の拡大と人材育成をマッチングさせながら企業も人も成長させていきたいと考えております。
第50期の事業活動について
■事業活動の概要
三和テクノス株式会社は、創業者から託された専有部リノベーションに関して、多くのパートナー企業の皆様の協力や、社員の資格取得や技術力向上によって、お客様からご満足頂ける提案・施工で高い評価を頂けるようになりました。
今後はさらに営業力を強化し、特にこだわりを持ったお客様から高い評価を頂きながら、今後もこの市場を積極的に開拓していきます。
そして新たに遺品整理士並びに福祉住環境コーディネーターの資格取得者が備わったことで、遺品部屋対応や高齢者・お身体の不自由な方への対応に係るリノベーション事業へも展開していきたいと考えております。
また、三和テクノス株式会社は、マンションリノベーション市場において、共同開発した手すり支柱のメンテナンス工法「PGM(特許工法)」と耐震補強「サイド・ポ・スト工法」(三和テクノス株式会社は主催団体の正会員で事務局)を主体とした共用部の特殊工事も手掛けております。
PGMに関しては昨年全国展開組織であるPGM協会を立ち上げ、すべての金属製支柱をターゲットとした新たな市場開拓を会員各社と協働で推進していきます。
材料メーカーと賛助会員が力を合わせ、土木関連事業者の会員開拓を推進することで建築市場以外に土木市場への展開も期待をしております。
更に、地震対策に関しては、住民の皆様の安全と安心を目的とした、旧耐震マンション向けの「サイド・ポ・スト」工法による耐震補強、メーカーとタイアップした特殊耐震ドア「2DOORデレマース」への交換推進、また新旧耐震基準マンションに共通する大規模地震に対して構造上破壊されることを想定したいわゆる雑壁に対する新たな補強手段として開発した「タフウォール」を積極展開していきます。
■新規事業開発への取り組みについて
事業戦略室が主体となって、経験豊富な一級建築士と協働し、中長期を見据え、既存のリノベーション事業に加えて新たに①コンサルティング事業②マネージメント事業③再生・活性化事業を企画していきます。
第50期は、新たな取り組みの先駆けとして2つのテーマを設定しコンソーシアム(共同事業体)を組織して挑戦していきます。
テーマ①マンションを主体とした空き家の再生
相続や売却及びそれに伴う遺品整理或いは賃貸等への活用に専門家と連携しリノベーションで参加する。
テーマ②オフィースビルを主体としたアメニティスポット(居心地のいい場所)の設置
人の五感の一部を刺激するシステムで居心地のいい場所の設置を企業へ提案し、落ち着いた雰囲気での接客や従業員がリラックできる場所を資材メーカーや専門家と連携しリノベーションで実現する。
2024年7月19日
三和テクノス株式会社
代表取締役 井上 均