三和テクノス株式会社

「アメニティプロジェクト」のご案内

 近年、住環境において様々な問題が発生しており、住み心地の悪い住環境が社会問題になっています。三和テクノス株式会社は、2024年8月より新たにサービスコンセプト「アメニティ(住み心地や居心地の良さを表す概念)」を定め、新規事業分野への挑戦として「アメニティプロジェクト」を立ち上げました。そして先駆けの取り組みとして「特殊物件再生プロジェクト」と「アメニティスポットプロジェクト」の活動を10月より開始しました。
プロジェクト活動にあたりましては、目的や目標を共有していただける複数の企業や専門家が結集して取り組むことで創造的なパワーとなって住み心地のいい住環境の実現を目指してまいります。


◆特殊物件再生プロジェクト
 生活環境では、建物の老朽化や耐震性能不足、維持管理の不全による危険性などの諸問題に加えて、空き家(一年以上使用されていない家)も増加傾向にあり、事故物件(自然死又は不慮の事故死以外の死及び特殊清掃が必要な死)を含め、所有者や相続人の不明や遺品整理など解決困難な問題など、これらが社会問題となっています。特に多くの区分所有者が住まうマンションや団地においてはそれらが顕著であると推測します。三和テクノス株式会社は、マンションの専有部において中古マンション購入後の室内改装や生活環境の変化に伴う間取り変更及び設備機器の更新等室内のリノベーションを主体とした事業を展開していますが、活動の一環として、新たに空き家、事故、遺品整理、相続問題、諸事情による名義変更や競売などいわゆる「訳アリ物件」を特殊物件と定め、必要に応じては関連事業者との協業を含め、室内のリノベーションを通じて特殊物件の再生に寄与してまいります。


◆アメニティスポットプロジェクト
 労働環境では、仕事のミスマッチ、コミュニケーション不足、ハラスメント、などが起因して精神障害を発症する従業員や早期離職者の増加など、メンタルヘルスケアに係る心理的な機能に関する諸問題が発生しています。また、IT技術の進展等により働き方も多様化し、テレワークやサテライトオフィス、そして個室ワークスペースやリモート会議スペースなど機能的かつ物理的な機能に関する諸問題も発生しています。経営者にとって、従業員が健康で快適に働けるオフィス環境の提供は重要な経営戦略であり、オフィス環境の快適性(居心地の良さ)をあげることが従業員の定着率や生産性やワークエンゲージメント(仕事に対してやりがいをもって生き生きと働く状態)を高めるために必要になってきたと思います。更に、生活環境においてもリラックスできる部屋へのこだわりも徐々に高まっていると感じております。三和テクノス株式会社は、リラクゼーション環境のトレンドになっている「イマーシブ(没入感)」「ウェルビーイング(身体的・精神的に満たされている状態)」に着目し、視覚・聴覚・嗅覚など人間の五感を刺激するシステムを提供します。特に音源を持つ特殊パネルと多様性ある内装材を組み合わせたシステムは、聴覚と視覚による快適性の向上が期待できます。
プロジェクト推進チームは、プランニングから工事までを請負う(リノベーションの場合は解体工事含む)体制で、オフィス環境や人が集まる場での普及を目指し、パートナーと協業して活動してまいります。


◇プロジェクト推進チーム
リーダー:中村 訓(2級建築施工管理技士・メンタルヘルスマネジメントⅠ種)
サブリーダー:吉﨑 武志(一級建築士・1級建築施工管理技士・2級管工事施工管理技士)
サポートスタッフ:木村 洋一(1級建築施工管理技士・遺品整理士)
         相澤 絵梨(マンションリフォームマネジャー・キッチンスペシャリスト・カラーコーディネーター・遺品整理士)


問い合わせ先 事業戦略室

2024.10.21